稼働中のPCやら衝動買いしたPCやら実験やら破壊やら構築やら。
情報としての価値はほぼなし。
なんていうか完全に自己満足。
要するについてくる人が居ないのでこっちに書くだけの話っていうかチラシの裏。
※あと、お仕事募集中
コンタクトはk.haramai[atmark]gmail.com まで。

2011/09/02

OpenFilerをZabbixで監視

rPath Linuxで構成されているOpenFilerをZabbixで監視しようというタクラミ。
ウチの環境では主にVMwareESXiのiSCSIストレージという役割が主だが、たまにCIFSも使う。
残容量だとか、現在の負荷だとかもWebコンソールから見れば見えるんだけどいちいち開くのがメンドクサイ。

じゃぁどうしましょうってなると・・・

1.コンソールから見る→めんどくさい
2.リモートからsshで見る→めんどくさい
3.Webコンソールで見る→めんどくさい
4.SNMPで見る→SNMPマネージャがあれば。
5.Zabbixで見る→エージェントが動けば(もしくSNMP)

ということで、4と5をOpenFilerでどうにかしてみる。

・SNMPはベースOSにnet-snmpが入っているので、snmpd.confとかごにょってあげれば動きます。
・Zabbixエージェントはバイナリパッケージ(RPMとか)は入れられないので、ソースからビルドすればいけそう?

というところに行き着く。
とりあえず、コンパイル環境ができれば実行できそうなので、調べてみるとconaryというパッケージマネージャがある事はわかったので、ソレを使ってみる。

# conary update gcc
# conary update libtool
# conary update glib
# conary update glib:devel
# conary update glibc
# conary update glibc:devel
# conary update automake
# conary update autoconf
# conary update pkgconfig

これだけ有れば、コンパイルは通ってバイナリが作られるはず。
エージェントだけできればいいので、

# ./configure --enable-agent
# make install
してあげれば、とある場所に突っ込んでくれます。

あとは、tarballが回答された中のmiscにある、zabbix-agentdを起動スクリプトとして/etc/init.dに放り投げて、中身を編集。
突っ込まれたPathに通るように。
同じくzabbix_agentd.confも/etc/zabbixあたりに。

ユーザーzabbix、グループzabbixも作って、shellはnologinで。
ついでに、/var/run/zabbixと/var/log/zabbixもつくってchownしてzabbixにあげてください。

あとは起動してあげれば・・・

zabbix 13173 0.0 0.0 2396 560 ? SN 11:49 0:00 /usr/local/sbin/zabbix_agentd
zabbix 13176 0.0 0.0 2396 624 ? SN 11:49 0:00 /usr/local/sbin/zabbix_agentd
zabbix 13177 0.0 0.0 2396 384 ? SN 11:49 0:00 /usr/local/sbin/zabbix_agentd
zabbix 13178 0.0 0.0 2396 384 ? SN 11:49 0:00 /usr/local/sbin/zabbix_agentd
zabbix 13179 0.0 0.0 2396 384 ? SN 11:49 0:00 /usr/local/sbin/zabbix_agentd
zabbix 13180 1.0 0.0 2408 560 ? SN 11:49 0:00 /usr/local/sbin/zabbix_agentd

こんな感じで。
※とりあえず文書なので、そのうち修正。